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息子の日本語

もうすぐ1年生の息子。日本語の学習について思うことがあったので、書いておこうと思います。

娘も息子もフランスで生まれて育ちました。娘は小さい頃、私があまりフランス語が上手でなかったことと、一人目の子供ということもありかなり気合を入れて「日本語学習」をさせていました。このため、日本に来た昨年の4月には新4年生でしたが、フランスの片田舎に住んでいたのにも関わらず、日本語の読み書きは小学校2年生程度のレベルでした。(日本語を使わない環境での子供に対する日本語の教育ってなかなか大変なんです。。。)
さて、息子ですが、私がフランス語に不自由がなくなってしまったこと、仕事が忙しかったことなどを理由にほとんど日本語学習をしていませんでした。このため日本に来て幼稚園の年長で日本語の学習ほぼゼロからのスタートでした。

日本に来て、日本語の生活に馴染んでいないのにもかかわらずいきなり日本語の勉強を始めるのはかわいそうかな?と思い、まず楽しく幼稚園に行くことを第一目標にしていました。昨年の12月頃から幼稚園でお友達と「かるた取り」ゲームをすることが何度かあったようで先生から「字が分からないようで、ちょっと面白くないようですね。」というお話がありました。本人に聞くと「読めない。」ことが面白くない様子。あまり無理強いをして勉強はさせたくなかったので様子を見ていると、しばらくして読めるひらがなが増えてきました。たとえば、「かえる」といった幾つかの動物の名前やお友達の名前を識別していました。本人も希望し始めたので、ひらがなを勉強させ始めたのですが、面白いことに息子は単語をひとくくりで覚えているので、ひらがなの一つ一つは読めなかったのです。「かえる」は読めるのに「からす」の「か」は「かえる」の「か」を思い出してから・・・といった非常にややこしい状態。ただこの状態もひらがなを何度も見たり、書くことによってひらがな一つ一つに音があって、単語と言うのはこの「音」が集まることによってできているというように理解できてきたようです。

フランスでは、幼稚園でグローバルメソッドというメソッドで(この方法は賛否両論なのですが。)息子は年中さんの時にフランス語の勉強が始まっていました。これは短い言葉を視覚的に覚えて活字体、筆記体表記で認知するような学習をして文字に親しみ、最初に頻出の小さな単語をある程度「暗記」した後で音韻ごとの学習を開始するという方法です。この方法で、giraffe(きりん)、parc(公園)などかなりの単語を本の中から正確に拾えるようになっていました。

だから日本語でも同じようにして息子は息子なりに学んできたのかなぁと思っています。(のんきな母ちゃん。。。)

残念なことは、娘の方はフランス語の音韻ごとの勉強はマスターしているので、フランス語の本をほとんど問題なく読めるのに対し(分からない単語は辞書で引けるし。)、息子は全く読めない。(涙)
1年たった今、姉弟の口喧嘩は「フランス語から日本語」になってしまっている。(涙)
日本語の勉強が進んでいないパパにむかって日本語で話しかけてる。(涙)

改めて子供の順応能力に驚かされています。

| 子供達 | 23:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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